膨大なネット情報で多くのプログラミング言語におけるランキング記事が乱立しています。
しかし、プログラミング言語の強みや特徴、何に利用できるかばかりの記載で肝心の「何から始めるべきか」の言及がありません。
本記事では、以下の内容を記載しています。
- プログラミング学習の第一歩は何から始めるべき?
- プログラミング言語の基礎学習は何から始めるべき?
- プログラミング学習で活用できるサイトの選び方
次章から詳細に解説していきます。
プログラミング学習の第一歩は何から始めるべき?
プログラミング学習の第一歩は非常に重要です。
なぜなら、目的によって収集するべき情報やアクション内容、学習内容とレベルなど多くの要素が増減し取り組む必要があるか精査しなければならないためです。
そのため、プログラミング学習の第一歩として何から始めるべきかは目的で変化します。
- 現役エンジニアにおける転職
- プログラミング未経験によるキャリアチェンジ
- 本業に活かすためのDX業務
上記の目的別でそれぞれプログラミング学習の第一歩が変わります。
現役エンジニアにおける転職
現役エンジニアが働き方を変更する場合、主に以下のケースがあります。
- 企業間の転職
- フリーランスとしての独立(個人事業主)
- 起業(会社立ち上げ)
当然、現役エンジニアの人であれば上記のケースは選択肢として理解できると思います。
実際に一度企業在籍後、フリーランスエンジニアに転身する人は多く、最終的に受託開発やWebサービスを立ち上げ、起業までたどり着くこともあります。
SIer系企業・Web系企業で3年以上働くと、一定の人たちが一度独立起業する考える人も多いです。
その際に重要になるのが、プログラミング学習以上にビジネスに関する学習になります。
そのため、自身がビジネスを立ち上げる時に必要なプログラミング学習(主に案件に沿ったスキルあるいは自社サービスに利用するスキル)が大切です。
プログラミング未経験によるキャリアチェンジ
次に、プログラミング未経験者が取るべきプログラミング学習についてです。
この結論は一択で「自身が選択したプログラミング言語の基礎学習」になります。
理由として、プログラミング言語の基礎学習はエンジニアのキャリアにおいて必須スキルであるためです。
本業に活かすためのDX業務
最も選択が難しいケースが本業に活かすためのプログラミング業務(DX)になります。
本業としてプログラミング言語を扱うエンジニアと違い、職種がエンジニア以外の人の場合に以下の取り組みにくさが発生します。
- 本業以外の時間が取りづらい
- 時間の足りなさから発生する学習進捗度の遅さ
- 本業以外の評価の低さ
各会社によって働きやすさ・時間配分の取りやすさ・評価基準など異なりますが、上記からプログラミング学習への時間が圧倒的に減少してしまう原因があります。
また、本業にプラスして働くこと、効率化・自動化を自ら実施するだけのことも多く、評価も大きく変えることができないためモチベーションが落ちる原因にもつながります。
そのため、本業に活かすための業務でプログラミング学習をするのではなく、ローコード・ノーコード開発から取り組むことをお勧めします。
プログラミング言語の基礎学習は何から始めるべき?
プログラミング言語は、企業や個人の技術資産や考え方によって選定されます。
そのため、「絶対」とあるプログラミング言語から始めようといった基準がないため、選択で迷ってしまいます。
ここでは、初めて触れるプログラミング言語をどのように選択するか解説します。
- 特定の企業に転職する際のプログラミング言語
- 案件受注の際のプログラミング言語
- 業界によるプログラミング言語
プログラミング初学者が陥りやすい間違いとして、「ネット情報のランキング」によって選択するケースです。
プログラミングはあくまでも目的を達成するための手段であるため、必ずあなたが設定する目的から逆算した上で最適なプログラミング言語を選択しましょう。
特定の企業に転職する際のプログラミング言語
一つ目はとてもシンプルで、自身が特定の企業へ転職する際のプログラミング言語の選定です。
特定の企業が存在する場合は、その企業が扱っているプログラミング言語を選ぶだけになります。
そのため、プログラミング言語の基礎学習のほかに、言語を取り巻くエコシステムも含めてインフラ環境の学習も実施するとよいです。
案件受注の際のプログラミング言語
次に、クラウドソーシング案件やフリーランス案件(受託案件やSES案件)におけるプログラミング言語の選定です。
レバテックフリーランスやギークリー、Wantedlyなどフリーランス案件紹介サイトにてあなたが選択したプログラミング言語で検索しましょう。
検索結果から、案件数の多さや求人内容を確認し、選択したプログラミング言語のトレンドをつかみましょう。
特に、フロントエンド・バックエンドなど開発の領域によっても言語が異なるため、希望する領域の言語を最終的に選択しましょう。
業界によるプログラミング言語
業界によってもプログラミング言語の選定は最適解が変化します。
以下、IT業界の主な種類を記載します。
- Webサイト/Webサービス
- スマホアプリ関連(SNSやタスク管理アプリなど)
- ゲーム関連アプリ
- IoT/デバイス関連
- AI
- FinTech
フロントエンドであればTypeScript(JavaScript含む)、バックエンドであればRuby・Go・PHPなどあります。
スマホアプリであればFlutter・Swift・Javaなどです。(クロスプラットフォームは一旦除く)
機械学習系であればPythonなど、業界の強みに合わせてプログラミング言語のトレンドが変化します。
そのため、あなたがどの業界に興味関心があるか、その業界にのちのち関わるのかなど、趣味でなければ目的に沿って選択しましょう。
プログラミング学習で活用できるサイトの選び方
プログラミング言語の基礎学習一点にフォーカスすると、未経験者でも活用できるサイトがたくさんあります。
また、以下の選び方によってサイトを使い分けるとよいです。
- 自身に合った学習スタイルを提供してるか
- 基礎学習を終えた後の学習内容も充実してるか
- 自身の学習環境に対応してるか
特に、テキストベース・動画ベース・インタラクティブベース・スライドベースなど様々なコンテンツ提供方法があるため、学習サイトによって苦痛にならない学習コンテンツ提供するサイトを選びましょう。
また、基礎学習を終えた後の学習内容の充実度も重要になります。
最終的に、PC・タブレット・スマホによる学習環境によって、取り組めるサイト選びをしましょう。